190315 ありがた山ハイキングの本をみて目にとまった「ありがた山」。その名前に惹かれ出かけて見ました。まずは、小田急線のよみうりランド駅前駅で下車しました。 こんなところがスタート地点です。多摩自然遊歩道を歩き、ありがた山を目指します。 駅から降りてすぐに、雑木林です。少しきつい登りもあります。 竹林を見ながらの心地よい尾根歩きです。 でもあっという間に尾根は終了です。 出口には謎のイノシシの石像が・・・。 なんと、そこはジャイアンツ寮でした!!。イノシシとジャイアンツの関係はいかに?。 よく名前だけは聞いている「生田スタジオ」も近くにあります。 なんといってもすばらしいのは、東京が見えることです。自分の住むところってあまり見たりしないですからね。 左手にはよみうりランドが見えます。 そんなこと言っているうちに「ヴェルディ」の練習場を発見。残念ながら、今日は練習していませんでした。 「菅さくら公園」を通過すると、団地へ出ます。このあたり桜並木で、咲いたらきれいでしょうね。 入園無料の「川崎フルーツパーク」へ寄ってみました。温室もあり、中には珍しい花などもたくさんありました。 まさか、今日のハイキングでハイビスカスが見れるとは(^_^.)。 クンシランです。 コエビソウ。えびに似ています。 庭には梅も咲いていました。ゴシキウメなめ椿です。 ここには、味のある休憩室もあります。中からは、またまた東京が良く見えます。ちょっとホームシック?(^_^.)。 ヴェルディの練習も見れますよ。 源義経と弁慶が欧州に逃れる途中に立ち寄ったといわれる「寿福寺」です。ここも、とってもいい雰囲気のお寺でした。 お線香は、ガスコンロによるセルフサービスです(^_^.)。 住宅地、竹林と続き、こんな登りになります。 このあたりが「小沢城跡」です。立派な碑があります。 びっくり、なんと、できたのは19年の3月!!、ついこの間です。 さて、ここで多摩自然遊歩道をはずれ、ありがた山へ向かいます。まずは穴澤天神へ。 びっくり、神社のこんなところに降りてきます。 びっくり、穴澤天神は延喜式内社でした!。 そして、「京王よみうりランド駅」につきました。 実に長~い、乗り換えでしたね(^_^.)。完。 ・・・・。いや、もちろん続きます。ありがた山がまだ登場していませんしね(>_<)。 さあ、ありがた山を目指します。京王線よみうりランド駅前にある地図で確認します。 「ありがた山」の由来は信者が徳をつむということで、都内から荷車などで石仏を運んできて「ありがたや、ありがたや」と唱えたことがはじまりだそうです。 神戸居留地が作っている「アクティーブ」を飲みながら、歩きます。 アクティーブ?。しかも100円。 駅から5分で妙覚寺です。石段を登ると、かなりキレイな庭園風のお庭があります。 ありがた山は、このお寺の墓地の奥の山とのことです。 ここにおられる石仏さんたち。それぞれに味があります。 石仏さんにつられてどんどこ登ってゆきます。 はななめ。 文化財にもなっている「板碑」です。後ろのほーによみうりランドのロープウェイが見えます。 ファインビュー!!!。墓地の奥を進んでゆきます。 そこには、ついに「ありがた山」・・・・・?。 ではなく、崖でした・・・。それにしてもものすごい風景です。楽しすぎます(^_^.)。 われわれは、いったいどこに迷い込んでしまったのでしょうか?。 ここはどうやら「ありがた山」ではないみたいです。 でも、ここの景色、見ないともったいないです。是非ご覧ください。ただし、一人では行かないことをお勧めします。とっても怖いです。 実は、境内右側(鐘楼のあるほう)の墓地ではなく、左側の小道を少し歩いてゆくと、別にもうひとつ墓地があるのです。 そこで、目を凝らすと細い山道が左に登ってゆきます。この道が「ありがた山」登山道?です。 5分ほど登ると小広いところに出ます。ここが「ありがた山」と呼ばれる石仏群です!!。 昭和15年から18年頃にかけて都内の寺院にあった無縁仏を集めて供養したものと言われています。その数は約40000体だそうです。 丘陵斜面に、ずらーっと墓石が並んでいます。見たことのない風景です。不気味ですが、とっても素敵です。 墓石や石仏、供養塔などが分類され?整然と並んでいます。中には、海軍少将の墓石もありました。 ありがた山を見ずに死ななくて本当によかったです。是非、世界遺産に(^_^.)。 石仏が集まっている場所です。 それぞれに味があります。 ありがた山は「ウルトラマンA」などのロケにも使われたそうです。 くわしくは「光跡」というホームページに載っています。 さらに登ると立派な仏舎利があります。 もちろん、はいりました(^_^.)。 先ほどの崖の部分に立っています。とっても、スリリング。 この崖の上の所です。 覗き込んでみました。怖さが写真にも現れています(^_^.)。 さらに、しばらくすると四基の供養塔が建っています。ここが頂上(推測)です。 ここから、道なりに歩きやすい山道を歩いているとゴルフ場のフェンスにぶつかります。 ここは、よみうりゴルフクラブです。この一帯は「よみうりランド」の所有地です。 ありがた山から、ちょっと山道を歩くとよみうりゴルフクラブのわきに出ました。 この一帯はよみうりランドの所有地だそうです。 猫に出会いました。ここは日本山妙法寺です。 wikipedia情報ですが、日本山妙法寺大僧伽は、藤井日達によって開かれた、日蓮系の一派だそうです。日蓮の「立正安国」のもとに、仏舎利塔建立、平和行脚を中心に活動しているそうです。 そんな仏舎利です。 キレイな境内でした。花もたくさんでした。 境内には枝垂れ桜がありました。 ほんの2、3輪だけですが咲き始めていました。 妙法寺を後にしました。ダンプカーがほんの30センチ脇を通ってゆくような危険な道を10分ほど歩いてゆきます。 次の目的地は弁天洞窟のある威光寺です。 よみうりランドの山麓にある小さな寺です。その昔、周辺の小沢峰山にすんでいた大蛇が、弁財天と化したそうです。そんな弁才天が祭られているそうです。 よみうりランドは、そんな大蛇の棲む山にあったんですね~。 弁天洞窟の受付です。入場料300円とのことでした。が、インターフォンを鳴らしましたが、誰も出てきません。 しばらくして、おじいさんが現れて一言、「なんですか~」。 洞窟に入りたいんですけど・・・。なんですかって(^_^.)。 いったい、一日に何人くらい入場者がいるのでしょうか?。 説明板とかがありましたが、ほとんど読みません(^_^.)。 注意書きなんか読みません(^_^.).。(実はとっても重要でした)。 ロウソクとマッチ、それにロウソク立てのセットを渡されました。 巣窟はもともと、古墳を改造したものらしいです。 それでは入ります。 いきなり真っ暗・・・。まったく何も見えません!!。洞窟の内部には全く電灯設備はありません。 ロウソクの明かりで見えるのはせいぜいが15センチ前ぐらいまでです。お化け屋敷より怖い洞窟とは聞いていましたが・・・。 のわあ~。石仏が・・・。 こ、怖すぎます・・・。 まったく前が見えません。しかも、道が分かれてます。自分が今どこにいるのかわまったくわかりません・・・。さっきの地図を見とけばよかったです。今頃後悔です。でも、た、楽しずぎます・・・。 今回は男二人なので、ちょっとは安心ですが、一人だったらさらに怖いことでしょう。 カメラのフラッシュで、居場所を確認します↓↓。 わっ!!。いきなり大蛇です・・・。 中には、池があったりもします。足場が凸凹。濡れてる所もあります。複数の人間で入るときは、前の人の背中をロウソクで焦がさないように注意してください(^_^.)。 空気が薄いのか?、二人とも1回づつ、ロウソクが消えました。おそるべし。 階段まで現れました!!。 階段を登るとそこには大黒様がいらっしゃいました。ほっとしたのもつかの間、 巨大なゲジゲジが~。 やっとこ、元の世界へ戻ってきましたが、考えてみると弁天様にあっていません。と、いうことで、看板を見ることにしました(良い子はちゃんと見てから入りましょう)。 実はとっても重要だった看板です。 セカンドチャレンジで弁天様にお参りできました。2度目はちょっと余裕(^_^.)。 中には、金洗いの井戸があるそうです。「ここで紙幣や硬貨を洗えば、御利益があると言われています」とパンフにありましたが、真っ暗すぎて無理でしょう(^_^.)。 とっても、楽しい探検でした。かなり怖かったですが。まだ、行ったことのない方々、おすすめですよ~。味わったことのないことが体験できます。 ジャンル別一覧
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